息子がサッカーより野球となってしまった訳

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かねてより『子供がするのなら野球よりサッカー』『息子には柔らかなボールタッチ、相手を翻弄するボール扱いを身につけさせたい』と思っていた我が家は、息子を週1回のサッカースクールに入れました。親目線からするとそのサッカースクールとてもとても素晴らしかったのです。ずっと続けてクラブチームに入ることを目標にして欲しかったです。

– 施設は公共の室内フットサルコート。人工芝がめちゃくちゃ綺麗。
– 週1回1時間の練習
– コーチはプロクラブから派遣されているライセンスを持ったコーチ
– コーチは長身かつイケメンで超絶テクニックの持ち主で子供たちからもお母さん方からも大人気
– コーチは怒鳴らず、良いプレーを褒める。失敗しても『良いチャレンジ!』と褒められる
– 練習メニューは毎回異なり飽きさせない工夫がされている
– 練習は無駄なくテキパキと進み1時間の練習でも子供はぐったり疲れるくらいの運動量

でも、息子は『サッカーはあんまり。。。』となってしまいました。
その理由は『紅白戦で蹴られるから』ということでした。確かに2チームに分かれての試合形式の時、蹴られたりしています。

これは息子のプレースタイルとも関係するのですが、サッカー選手としての息子は、フィジカルの強みをいかしてボールを刈り取りまくる。ボールを取ったらスピード勝負で一気にカウンターでゴールを目指すというプレースタイル。ボール扱いのテクニックは下手くそですが、スペースを埋める&戻って守備をするという意識は高く、よい守備的MFです。少々ボール扱いに自信がある子に対してもぐいっと体を入れて/ぶつけてボールを取ってしまい、何もさせないこともしばしば。で、ボールを取った後に蹴られるんです。コーチも注意するんですが、取られた子からするとチャージと蹴るは『暴力』という点では一緒扱いで、すぐには治らないんですよね。これが大会に出て勝利を目指すチーム、チームメートだったら蹴ったりとか無いんでしょうが、寄せ集めのサッカースクールの限界ですね。

息子には『やられたらやり返せ』『次の練習の時はそいつを徹底してマークしてボールに一切触らせないようにしたらいい』と怒ったのですが、息子は『そういうことはしたくない。蹴られたりしない野球がいい』ということでした。こうして親の願い虚しく野球少年一直線となってしまいました。

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