ランナーとしての走塁判断ができるようになったのはパワプロのおかげ

実況パワフルプロ野球2013 PS3_PSVITA_PSP【公式サイト】
画像:実況パワフルプロ野球2013 公式サイトのキャプチャ

息子が長らくハマっているのが『パワプロ』。2016年6月時点ですが未だに遊んでいるのは『実況パワフルプロ野球2013 PSVITA』ですw。かれこれ同じゲームを2年半以上遊んでいます。
『サクセス』モードで強い選手を作ろうと頑張っています。で、作った選手で『マイライフ』を難易度イージーにしててプレイしています。打率6割、ホームラン230本、打点500とかいうわけのわからないシーズン成績の選手がいて『それ、面白いのか?』と思うのですが難易度をハードにあげると打率が3割位になるようです。打てなかった7割のときに大激怒するので、親的には難易度イージーで遊んでくれる方が良いです。。。
最近では、『ナックルを打てるように練習した』とか、苦手な球種を克服する練習をやっているようです。朝から夕方までみっちり野球の練習をして、帰ってきてまだ野球(ゲーム)の練習をしようとするのを見ていると『どんだけ野球好きやねん!』とツッコミたくなります。

息子には野球ばかりではなくもうちょっと勉強してほしいと思いますが、野球ゲームで遊ぶのは禁止してません。個人的な考えですが、野球ゲームをプレイすると実際の試合でも上手になると思っているからです。実際、息子はゲームが上手くなるのと同時に野球も上手くなりました。特に良くなったなと思うのが、ランナーとして塁に出た時の判断を間違えないことです。
1:アウトカウント
2:ランナーの状況
3:ゴロなのかフライなのか
によりランナーは走るべきなのか走らず状況を確認するべきなのかが異なるのですが、私が観戦した試合でこの判断を間違えたことはほぼ無いです。パワプロをやりこんでいる息子は、この走塁判断の練習をパワプロでしているわけです。

野球のルールは子供や興味のない人とってはとても複雑です。アウトカウント、ランナーの位置、打球がフライなのか、ゴロなのかでランナーがどう行動するのかが変わってくるのですが、ランナーとして塁にでたさいにこの判断ができないと簡単にアウトになってしまいます。で、監督、コーチ大激怒です。プロ野球なら即二軍落ちというやつですね。

例えば…
ワンナウト1塁の場合:外野にフライが飛んだらランナーは塁の真ん中か少し1塁よりで待って、外野手がフライを取れるかどうかを判断しなければなりません。
ツーアウト1塁の場合:外野にフライが飛んだらランナーは全力で走らないといけません。
ワンナウト1塁の場合:ゴロの打球が飛んだらランナーは全力で2塁に走らねばなりません。
ワンナウト2塁の場合:ゴロの打球が飛んだらランナーはどうすれば良いか?は打球の方向によります。ファースト、セカンドがとる打球であれば全力で3塁へ。ショート、サードが取りそうな打球であれば一旦少し2塁に戻り、1塁にボールを投げたら3塁へ走る。
というような感じで、条件分岐がたくさんあります。

状況は、アウトカウント(3:ノーアウト、ワンナウト、ツーアウト)xランナーの状況(7:1塁、2塁、3塁、12塁、13塁、23塁、満塁)x打球(3:ゴロ、ライナー、フライ)x飛んだ方向(2:ライト、レフト)=126通りもあります。この違いを正確に把握し、瞬時に判断するというのはなかなかに高度なことなのですが、試合に出るといきなりこれが要求されてしまうのです。

ケースノックなどの練習で、ワンナウト2塁というような状況を設定して練習したりするとは思いますが、その2塁ランナーを何回練習できるかというと3回もできれば十分多いと思います。その3回の練習で状況を覚えて試合でその通りにできるかというと、まぁ無理です。息子はパワプロで144試合以上をプレーし、ワンナウト2塁の状況を何十回、おそらく何百回と体験してわけです。

息子(娘)の走塁判断がイマイチだなぁと思うお父さん、息子と一緒にパワプロで遊んでみたらいかがでしょうか?
すぐに良いランナーになると思いますよ!

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